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東日本大震災の福島原発事故で飛散した137Csなどの放射性同位体の除染のための吸着材料として安価なゼオライトが用いられます。このゼオライトの細孔にCs+などをイオン交換して環境を浄化することができます。多くの種類のゼオライトの中でも、Na-P1型人工ゼオライトやモルデナイトは石炭焼却灰などの天然物質から安価に作製することができ、このゼオライトと磁性体微粒子との新しい複合材料(磁化ゼオライト)を開発し、福島の土壌に吸着したCsを磁化ゼオライトに吸着させた後に磁力により回収することがでるようになりました。一方、老朽化に伴い廃炉となる原発が多くあり、その解体時に発生する様々な放射性核種が問題となります。ゼオライトの中でも特定の放射性核種に対して優れた選択的吸着能力を有する材料の開発および吸着後の廃棄方法の検討等を行なっております。

Na-P1型人工ゼオライトの構造