1. どのような装置ですか?

ソースメータ(Keithley 2450)は、電圧・電流を自由に印加(ソース)しながら、同時に高精度で測定できる多機能な計測器です。1台で直流電源・電流計・電圧計・抵抗計としての役割を果たすことができ、基本的かつ重要な電気的特性の測定を効率よく行うことができます。当研究室では、I-V特性測定(電流-電圧の関係)、直流導電率・抵抗率の測定、光伝導測定(光を照射した際の電流変化の時間依存性)、ゼーベック係数の測定などにKeithley 2450を活用しています。

2. どのような原理ですか?

ソースメータは「かける量(Force)と測る量(Measure/Sense)」を一台で制御できる計測器です。再現性の高い測定を実施するためには、接触抵抗の影響を抑える4端子法の実装が欠かせません。当研究室ではXYZ軸の独立した調整が可能な微動プローバーを導入しています。これにより、Force針とSense針を電極上に精密に配置することができ、顕微鏡と併用することで数ミリ以下の微小試料にも確実な接触が可能となります。この測定系により、ガラス薄膜などの微小試料においても、高い再現性で電気的特性を評価することができます。また、測定の効率化のために、LabVIEWを用いて電気的特性を自動取得するプログラムを自作しており、再現性と作業効率の両立を実現しています。

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