1. どのような装置ですか?

広範囲粘度計はガラスの熱的特性の1つである粘度を測定する装置です。装置は荷重装置、電気炉、回転装置、制御盤から構成されています。試料を電気炉内のディスクにセットするだけで広範囲な粘度領域を連続的に測定することができます。ガラス形成融液の粘度は実際のガラス製造、加工、成形において非常に重要な物性です。

 

2. どのような原理ですか?

貫入法、平行板法、回転法の3つの測定方法を組み合わせることで、広範囲な粘度領域を連続的に測定することができます。

貫入法

試料に点荷重をかけます。貫入球が試料内に貫入していき、貫入深さの時間経過を計測することによって粘度η(Pa・s)が求まります。

平行板法

円柱形試料を平行に設置したディスクで挟み、荷重を加えて変形させます。試料高さの経時変化を測定し、時間経過に対する試料の変形速度と高さの値から粘度ηを求めます。

回転法

回転法になると粘度がとても低く、試料は液体状態になっています。平行に置かれた2枚のディスク間に粘度の低下した試料を置き、一方の円板を回転するとずり粘性によって他方の円板にトルクが発生します。発生したトルクと毎秒あたりの回転速度から粘度ηが算出できます。

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